" type="text/css" media="screen,tv,print" /> パンヌス | 関節リウマチどっとコム-症状や検査、治療について知る-

パンヌス

パンヌス

パンヌスは「1枚の布」という意味で、関節リウマチで関節の滑膜細胞が増殖したことで形成された組織。絨毛状に広がりをみせて、軟骨や骨に浸潤している状態です。たんぱく質分解酵素、活性酵素、プロスタグラジンを分泌して骨破壊を進行させます。ここではパンヌスに関する情報を紹介します。

パンヌス現在の治療

滑膜は通常、靭帯や関節包を裏打ちする薄く透明な膜で、関節鏡下では透き通って見える程度です。これに炎症がおこると新たな血管が発生し、一気に肥厚してきます。外傷や慢性的な軟骨損傷があると、滑膜の炎症がおこります。関節リウマチでは炎症滑膜からの炎症サイトカンが大量生産されることです。サイトカンが様々な反応をして破骨細胞が促進され、新しい血管が作り出し、炎症滑膜(パンヌス)を形成します。今まではパンヌスが発生したら、ステロイド注射や関節鏡下切除術によりパンヌスを減少させるものでした。今まではこの滑膜を完全に取り除くことは不可能でしたが、現在ではリウマチ治療の肝としてパンヌス自体を発生させないことが出来るようになりました。

滑膜の役割

関節リウマチは滑膜に炎症が起こる病気です。その滑膜とはどのような役割をしているのでしょう。滑膜は関節の動きを潤滑に動かす大切な役割をしている組織です。関節の構造は骨が向き合いその面に軟骨があり、軟骨と軟骨の間に関節腔がありそれらを包むように滑膜があります。滑膜が無ければ関節はスムーズに動かすことが出来ないのです。その滑膜がウイルスなどの刺激をきっかけに増殖してしまい、徐々に進行すると軟骨破壊、骨破壊へと進行して酷いとその滑膜を切除する手術をしないといけない場合があります。

パンヌスと滑膜

関節リウマチは正常ではなくてはならない組織、滑膜とパンヌスによって関節破壊を引き起こす膠原病の一種です。初期では炎症によって滑膜細胞が増殖して、表面が絨毛状になります。滑液も溜まり始めます。溜まった関節液はカルシウムを奪い骨の栄養を吸い取って骨は弱くなり骨粗しょう症になります。次に滑膜細胞の増殖によって肉芽が軟骨を覆うように広がりパンヌスという膜状の組織を作りこの時点で軟骨に攻撃が始まります。さらに進行すると軟骨はなくなり骨同しがこすれるようになり、骨が欠ける「骨びらん」が始まります。うまく関節がかみ合わなくなり脱臼や亜脱臼がおこります。そして、最終的にパンヌスが線維化してしまい硬くなる強直になり関節は1本の骨になり関節は機能しなくなってしまうのです。